STEAMライブラリーとは
一人ひとりのワクワクを探究するためのオンライン図書館!
シゴト
企業とは?
知識はどんな風に
シゴトに役に立つ?
趣味・好き
スポーツ、音楽、料理…
好きを学習したい
社会課題
世の中をよくするためには?
自分たちで社会課題を
解決してみたい etc.
子ども達の興味・関心に応じてコンテンツ(教材)を検索できます!
STEAMライブラリーで実現したいこと
STEAMライブラリーに掲載されているコンテンツは、「こうしなければならない」という指示書ではありません。参考となるよう、一定の「ガイド」はついていますが、動画やワークシート、参考資料などを単体で取り扱ったり、資料集代わりに使っていただくことも可能です。また、学校現場のみならず、学習者自身が、年齢を問わず自身の「ワクワク」を探究するきっかけとして活用いただくこともできます。 このような自由な活用を、是非事例として学校や地域、そしてオンラインで共有いただき、STEAMの学びがさらに広がることを目指しています。今後は、各種LMSとの連携や、各種教員コミュニティでの事例共有・発信を通じ、更に発展することを目指しています。
STEAMライブラリーの目指す未来
STEAMライブラリーは、生徒が一方的に学習をするだけでなく、教師や研究者、企業人も交わる双方向的な学習の場を目指しています。将来的には、生徒の興味・関心に合わせて情報を選択し、学校の枠を超えて協働的に学習・実践・発信ができるプラットフォームになる予定です。情報のインプットだけでなく、学びを深めるためのワークショップやプロジェクト、成果発表会やコンテストなどのアウトプットの場も提供します。先生方の負担を最小限におさえながら、子どもたちが一貫してワクワクした気持ちで学習に臨むような教育を実現します。
STEAMライブラリーコミュニティ
STEAMとは
1."STEAM"とは
STEAMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(人文社会・芸術・デザイン)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉です。AIと第四次産業革命の世紀に価値を生み出す力を養うために、学びを「より学際的で、創造的社会的な学び」へとシフトさせていく考え方といえます。「未来の教室」では、「学びのSTEAM化」として、子ども達のワクワクを起点に「知る」と「創る」の循環的な学びを実現することを目指しています。

「知る」
教科学習や総合的な学習(探究)の時間、特別活動も含めたカリキュラム・マネジメントを通じ、一人ひとりのワクワクする感覚を呼び覚まし、文理を問わず教科知識や専門知識を習得すること。
「創る」
探究・プロジェクト型学習(PBL)の中で知識に横串を刺し、創造的・論理的に思考し、未知の課題やその解決策、新たな視点を見出すこと。
※探究・プロジェクト学習(PBL:Project Based Learning)…プロジェクトを遂行する中で、自ら問題や新しい視点を発見し解決・実施する能力を養うことを目的とした学習方法です。文部科学省が推進するアクティブラーニングのうちの1つといえます。
2.STEAMライブラリーの特徴
学びのSTEAM化の実現のために、企業・研究機関が参画のもと始まったのがSTEAM ライブラリー事業です。STEAMライブラリーは、「知る」と「創る」の循環的な学びを実現するための教材コンテンツや指導案などが1カ所に集約されたプラットフォームです。
小~高を対象に主教材(動画等)+補助教材で構成し、学習指導要領との紐づけや指導計画・指導案の掲載など、学校等の授業内で使いやすく工夫することで、「学びのSTEAM化」の拡大、普及、発展に努めます。さらに、AIやエネルギー、モビリティ、防災など社会と接続されたテーマとしており、SDGsにも関連づけられた教材とし、民間事業者や高校、大学、研究機関などが連携し、コンテンツ開発を行います。また、先生方が学校現場で活用していただくことはもちろんのこと、子どもたち自身がいつでも視聴・活用可能な形で学べる教材として、オンライン上に掲載、配信します。
3.「未来の教室」の取り組み
経済産業省は、子どもたち一人ひとりが未来を創る当事者として育つために、令和の教育改革として「未来の教室」の構築が必要であるとし、2018年に「未来の教室」ビジョンを発表しています。取り組みの3本の柱として①学びのSTEAM化、②学びの自立化・個別最適化、③新しい学習基盤づくりを提言し、本”STEAMライブラリー“の取り組みは①学びのSTEAM化の具現化に向けた取り組みとなります。
「未来の教室」ホームページでは、「1人1台」でどのような授業が可能か、どのようなEdTechが利用できるのか、など様々な情報を掲載していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
STEAM研究会委員からのメッセージ

田村 学
実際の社会や日常生活の中にある課題の解決に向かって、異なる多様な他者と協働する姿が期待されています。そのような学びを「探究」と言います。STEAMライブラリーを活用して探究する学びにチャレンジしてみて下さい。ガイドに沿って仲間と真剣に探究することもできます。動画や資料をきかっけに自らの探究にのめり込むこともできます。学びは社会へと広がり、先人の叡智へと深まっていくことでしょう。
これからの社会では、探究することが欠かせません。各学校では「総合的な学習(探究)の時間」の一層の充実に活用するとともに、探究の成果を地域や社会に発信することを期待したいと思います。そうした学びの繰り返しこそが、「未来社会を創造する主体」としての自覚を育んでいくと考えるからです。

中島 さち子
いよいよSTEAMライブラリー本格始動!ここに掲載されている内容は、ある意味で食材や楽器のようなものであり、それらを用いてどんな料理や音楽を生み出すかは先生方・こどもたち次第だと思います。ぜひ、自分たちの興味関心のアンテナに基づき、プレイフルに自由に自分たちなりのアレンジとアイディアで、多くの素敵な試行錯誤・作品・探究を生み出していってほしいです!
その時、こうしたメディア(道具)や活動と共に、仲間(人)や場(コミュニティ)も次に大切になってくるはず。ここからどんなアイディアや場や仲間が生まれてくるか・・・とっても楽しみにしています。共に未来を創っていきましょう!

木村健太
STEAMライブラリーは、産官学民一体のALL JAPANの体制でつくるプラットフォームです。ここでは「ニーズ / シーズ」「ヒト」「機会」と巡り会うことができます。たくさんの思いやアイデアとの出会いを通して、様々なヒトとつながり、あなたと世界の可能性を拓いてください。
これからの未来をつくるのはあなたたちです。あなたのワクワクが未来をつくるんです!STEAMライブラリーで本物に触れながら本質を捉え、自分もみんなも幸せになる未来をつくっていきましょう。

井上 浄
世界初が、自分の手で、目の前で証明できる、ここに魅了されてワクワクを原動力に様々な研究を行っている中で、未来の仲間作りとして研究の面白さを伝える活動を続けています。夢中になって自ら動いている姿、輝く目をして感情が現れる瞬間、最初は乗り気じゃなくても面白くなってきてどんどんのめり込む行動、これらの真ん中にワクワクがある。
その「ワクワク」を起点に考える未来の教室とSTEAM Libraryは、興味を引き出し、自ら動き出して学びに夢中になる場所になると思っています。身近な不思議からベンチャーの最先端技術まで幅広く、そしてここに関わる大人のワクワクや覚悟も見える学びは、これまでにないものだと思います。夢中になったときの集中力と吸収力、そして知的好奇心からの学びが次の時代を創るのことは間違いありません。この学びを創り続け、止めてはいけない。さぁ、研究だ!!

大島 まり
日常の何気ないことに目を向けて、「なんだろう?」、「おもしろそう!」、など新しい発見をしたことありませんか。そのワクワクを、学びの糸口にしてみませんか。
STEAMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(教養)、Mathematics(数学)の頭文字をとっていてます。STEAMライブラリーは皆さんが学校で習っている教科・科目を横断し、俯瞰するような形で学習を進めていくことで、深くかつ幅広い学びを支援する新しい学びのプラットフォームです。
多くの方は新型コロナ感染症の感染拡大により、将来に対して先行きの見えない不安を抱えていることと思います。社会は大きく変化しようとしています。次々と新しい最先端の研究や技術の開発が進められています。また、今後の社会に向けて、学校だけでなく、会社や地域の皆さんも新しい学びに参加し、模索を始めています。皆さんもSTEAMライブラリーを通して、ワクワクを共有し、新しい学びの大きなうねりに参加してみませんか!

米田 謙三
STEAMライブラリーのエッセンスの一つに「教科横断」があります。「多様で横断的なテーマでの学び」が多数あり、まさに教科横断型に取り組もうとしている先生方には最高のライブラリーになっています。学習者の「ワクワク」を誘発する工夫や「発見」、「探究・創造」、「共有・振り返り」の循環を促進する仕組みになっているのです。
ぜひともこのライブラリーを活用して「変容を促す体系的な学び」にチャレンジしてみてください。これからは、未来に向けた一人ひとりの考えとアクションがサスティナブルな未来の社会をつくることに気づき、目指す社会に自分はどんなことができるか、どんな課題があるかを自分事として考え、そしてそれを行動にうつすための学びが必要なのです。このライブラリーのコンテンツを活用して是非ともこの学びを実現させてみてください。